アルデリア

アルデリア

自然 サポーター アーツユニット
レアリティ★★★★★★
主要属性知力
武器タイプアーツユニット
CV(英語) Lindsay Sheppard
CV(日本語) 金元寿子
CV(韓国語) 김하루
CV(中国語) 降温

戦闘タグ

治療腐食脆弱

特性

冒険・クライミング
筋肉痛やめまいをこらえるのは、ただ山上の岩を記録するため。
自然知識・地質調査
重りを垂らし、大地の心臓を指し示す。
生活・手作りケーキ
バターとチョコレートをかき混ぜて、大きな溶岩ケーキを作る――「焦らなくても大丈夫ですよ。全員分ありますから。」
自然・自然とのふれあい
雨が大地を洗い流す音――それは、世界を新しくする言葉である。明日になれば、すべてが新たな姿へと変わる。

ステータス成長

Lv. 突破 力量 敏捷 知力 意志 最大HP 攻撃力 防御力 会心率 攻撃速度
1 0 9.89.520.115.95003005.0%1
2 0 10.910.421.517.05563305.0%1
3 0 12.111.422.918.26123705.0%1
4 0 13.212.324.319.36684005.0%1
5 0 14.413.325.820.57244305.0%1
6 0 15.514.227.221.67814605.0%1
7 0 16.715.228.622.88375005.0%1
8 0 17.816.130.023.98935305.0%1
9 0 19.017.131.425.19495605.0%1
10 0 20.118.032.826.210056005.0%1
11 0 21.319.034.227.410616305.0%1
12 0 22.419.935.728.511176605.0%1
13 0 23.620.937.129.711737005.0%1
14 0 24.721.838.530.812307305.0%1
15 0 25.922.839.932.012867605.0%1
16 0 27.023.741.333.113427905.0%1
17 0 28.224.742.734.313988305.0%1
18 0 29.325.644.135.414548605.0%1
19 0 30.526.645.636.615108905.0%1
20 0 31.627.547.037.715669305.0%1
21 1 32.828.548.438.916229605.0%1
22 1 33.929.449.840.016799905.0%1
23 1 35.130.451.241.2173510305.0%1
24 1 36.231.352.642.3179110605.0%1
25 1 37.432.254.043.5184710905.0%1
26 1 38.533.255.444.6190311205.0%1
27 1 39.734.156.945.8195911605.0%1
28 1 40.835.158.346.9201511905.0%1
29 1 42.036.059.748.1207112205.0%1
30 1 43.137.061.149.2212812605.0%1
31 1 44.337.962.550.4218412905.0%1
32 1 45.438.963.951.5224013205.0%1
33 1 46.639.865.352.7229613605.0%1
34 1 47.740.866.853.8235213905.0%1
35 1 48.941.768.255.0240814205.0%1
36 1 50.042.769.656.1246414505.0%1
37 1 51.243.671.057.3252014905.0%1
38 1 52.344.672.458.4257715205.0%1
39 1 53.545.573.859.6263315505.0%1
40 1 54.646.575.260.7268915905.0%1
41 2 55.847.476.761.9274516205.0%1
42 2 56.948.478.163.0280116505.0%1
43 2 58.149.379.564.2285716805.0%1
44 2 59.250.380.965.3291317205.0%1
45 2 60.451.282.366.5296917505.0%1
46 2 61.552.283.767.6302617805.0%1
47 2 62.753.185.168.8308218205.0%1
48 2 63.854.186.669.9313818505.0%1
49 2 65.055.088.071.1319418805.0%1
50 2 66.156.089.472.2325019205.0%1
51 2 67.356.990.873.4330619505.0%1
52 2 68.457.992.274.5336219805.0%1
53 2 69.658.893.675.7341820105.0%1
54 2 70.759.895.076.8347420505.0%1
55 2 71.960.796.578.0353120805.0%1
56 2 73.061.697.979.1358721105.0%1
57 2 74.262.699.380.3364321505.0%1
58 2 75.363.5100.781.4369921805.0%1
59 2 76.564.5102.182.6375522105.0%1
60 2 77.665.4103.583.7381122505.0%1
61 3 78.866.4104.984.9386722805.0%1
62 3 79.967.3106.386.0392323105.0%1
63 3 81.168.3107.887.2398023405.0%1
64 3 82.269.2109.288.3403623805.0%1
65 3 83.470.2110.689.5409224105.0%1
66 3 84.571.1112.090.6414824405.0%1
67 3 85.772.1113.491.8420424805.0%1
68 3 86.873.0114.892.9426025105.0%1
69 3 88.074.0116.294.1431625405.0%1
70 3 89.174.9117.795.2437225805.0%1
71 3 90.375.9119.196.4442926105.0%1
72 3 91.476.8120.597.5448526405.0%1
73 3 92.677.8121.998.7454126705.0%1
74 3 93.778.7123.399.8459727105.0%1
75 3 94.979.7124.7101.0465327405.0%1
76 3 96.080.6126.1102.1470927705.0%1
77 3 97.281.6127.6103.3476528105.0%1
78 3 98.382.5129.0104.4482128405.0%1
79 3 99.583.5130.4105.6487828705.0%1
80 3 100.684.4131.8106.7493429105.0%1
81 4 101.885.4133.2107.9499029405.0%1
82 4 102.986.3134.6109.0504629705.0%1
83 4 104.187.3136.0110.2510230005.0%1
84 4 105.288.2137.5111.3515830405.0%1
85 4 106.489.2138.9112.5521430705.0%1
86 4 107.590.1140.3113.6527031005.0%1
87 4 108.791.1141.7114.8532731405.0%1
88 4 109.892.0143.1115.9538331705.0%1
89 4 111.092.9144.5117.1543932005.0%1
90 4 112.193.9145.9118.2549532305.0%1

突破

装備適正・Ⅰ
解放後、青品質の装備を着用できる
折金券 ×1,600 折金券 ★★★★ 広く流通している通貨。用途も幅広い。
装備適正・Ⅱ
解放後、紫品質の装備を着用できる
折金券 ×6,500 折金券 ★★★★ 広く流通している通貨。用途も幅広い。
装備適正・Ⅲ
解放後、金品質の装備を着用できる
折金券 ×18,000 折金券 ★★★★ 広く流通している通貨。用途も幅広い。

オペレーターファイル

基礎情報
【コードネーム】アルデリア
【性別】女
【身分証明】ロドス・アイランド
【誕生日】10月18日
【種族】キャプリニー
【<p="オリパシー" padding=0>鉱石病</p>感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。

【能力測定】
物理強度:普通
戦闘技術:標準
戦術立案:普通
アーツ適性:卓越
人事評価
アルデリアはロドス出身の地質研究専門家である。火山の地質災害に関する深い知識を持ち、タロⅡの地質研究において大きな成果を挙げた。現在はエンドフィールドに所属し、主に野外での実地調査任務に従事している。

「アルデリアさんは、本当に才能にあふれた学者です。彼女はまさに、世界を知る最前線に立っていると言っていいでしょう。最後まで諦めず、困難を恐れず、そして科学への情熱と、尽きることのない好奇心を持っている――彼女は研究者として、これ以上ないほどの資質を備えています。彼女をはじめとする優れた科学者たちが絶え間なく探求を続けているからこそ、私たちは目の前の世界を正しく理解することができるのです。」
「彼女はいつも1人で各地を巡り、サンプルを採集し、構造を分析し、新しい発見を理論へとまとめあげています。エンドフィールドは、彼女の協力のおかげでタロⅡの地質や侵蝕について理解を一層深めることができましたし、侵蝕災害が発生した場合の、一連の対応策を整えることができました。私自身、アルデリアさんを深く尊敬しています。年月を経ても、彼女は常に謙虚で礼儀正しく、そして心の奥には限りない力を秘めています。常に何をすべきか、見失うことがないのです。」
――エンドフィールド人事アシスタント マーティン・マーヴィン・マーレン
第一資料
【ドリーさんのゲーム1】
エンドフィールドに入ってすぐ、アルデリアはタロⅡの侵蝕災害区へと足を踏み入れた。侵蝕による地質災害は、穏やかだった町を引き裂き、恐ろしい傷を地に刻みつける。家を失った人々は、身体も心も深く傷ついていた。
彼女は避難者を受け入れる保護施設に立っていた。そこには、両足や両目を失った人々、そして言葉を発することもできず一日中沈黙して過ごす人々がいた。白いカーテンで隔てられ、金属製のベッドフレームに横たわる。響くのは、機械の動作音だけだった。
アルデリアは、自分が出来ることを探して動き回った。薬の確認や患者の世話をしながら、「その気持ち、私もわかります」――負傷者を慰めようと声をかけると、痛みよりも鋭い返答が返ってきた。
「何もわかってなんかない。」
1人の少女だった。小さな口から漏れ出した、耳を刺すような声だった。「まっすぐ立って、しっかり歩ける。それに、災害なんて見たことないって顔……」
少女は顔を背け、震える声で続けた。「気持ちがわかる?笑わせないで。前に病気だったかもしれないけど、もう治ってるんでしょ?運が良くてよかったね!運に見放された人たちは、苦痛の中で一生を過ごすしかないの。あんたの言う『わかる』なんて、結局『可哀想な人たちに施してやる』くらいの気持ちでしょ?」
アルデリアは研究者の制服を着て、髪はきちんと束ねている。足取りはしっかりとして、透き通った瞳が輝いている。源石は<p="さいりょしゃ" padding=0>再旅者</p>である彼女の身体を再構築し、病と痛みを取り除いた。今では風の囁く声が聞こえ、岩の上に走る細い亀裂も見える。しかし、だからこそ――目の前の人々が抱える、癒えることのない絶望に、言葉が詰まってしまった。
夜の訪れと共に、ドリーさんが現れた。
病室や廊下をうろうろして、小さな騒ぎを起こす。薬棚にぶつかり、お茶のラックをひっくり返し、湯を入れたばかりの湯たんぽを枕の下へ蹴り飛ばす。「急に部屋が熱くなった」と看護師が文句を言い、「もふもふが足の下に入ってきた!」と子どもたちが騒いだ。
アルデリアはドリーさんを追って、古びた休憩室へと入った。壁際の布を少しめくると、埃をかぶったピアノが見えた。ドリーさんが鍵盤を踏み、その音がアルデリアを――呼び起こした。
ピアノに近づき、埃を払う。鍵盤は黄色く変色し、低音は少し狂っていたが、まだ音は出る。椅子に腰を下ろし、指先で試すようにリターニアの音楽を奏で始めた。
1曲……2曲……3曲目になると、廊下の奥から小さな足音が近づいてきた。
ドリーさんは静かに身体を丸め、ふわふわで透明なクッションのようになって、そこにいた。子どもたちは温かい体にもたれながら、アルデリアの演奏を聞く。
あの少女も、部屋の隅に座っていた。
「まだ痛い。でも……あんたのピアノを聞いてると、まだこの世界にいたいって思う。」小さな声が、溶けるように響いた。
第二資料
【ドリーさんのゲーム2】
タロⅡの地質は、彼女が知っている「火山」――膨張し、噴き出し、流れ出すような生命力に満ちたそれとは違っていた。侵蝕によって土地は腐り、枯れ、すべてが呑み込まれていく。岩層は秩序を失い、大地は病に侵されたかのように皮膚が剥がれ、血管がねじれ、歪んだ身体が盛り上がる。
侵蝕の拡がりは予測できるものではない。それが、彼女がここへ来た理由だった。いち早く変化を観測し、記録をつけ、評価する。アルデリアは危険とされる場所でも、迷わず1人で足を踏み入れる。時間も、空間も、日々の生活すらも、すべてが任務リストの項目として区切られていく。
笑顔は減り、詩のような感想も書かなくなった。声は次第に小さくなり、食事を忘れ、夢の中で知らぬうちに拳を握りしめる。かつて必死に守ろうとした――目、耳、心臓の鼓動。それは、かすかな不安となって彼女に返ってきた。取り戻した健康は、目に見えぬ焦燥により蝕まれ始めていた。
「……私に残された時間は、あとどれくらいですか?」自分に問いかける。健康や寿命のことではない。この新しい大地の崩壊と競うように、走り続けていたからだ。
――目立たない小さな窪みから「それ」が飛び出してくるその日までは。
ドリーさんは採掘用ハンマーにぶつかり、機材箱を咥えて走り出した。「止まってください!」アルデリアは声を上げ、仕方なく追いかける――そのうち、予定のルートから大きく外れてしまった。元々は新しくできた侵蝕の裂け目を記録するはずだったが、たどり着いたのは、崖に囲まれた谷地であった。
そこには、柱状の火成岩が一面に広がっていた。六角形の柱は鍵盤のように整然と並び、地面から真っ直ぐ天へと伸びている。足元にはついさっき噴火したと言われても疑わぬほど、綺麗に形をとどめた古い火山の遺跡があった。
胸の奥から、ずっと忘れていた高鳴りが聞こえてくる。アルデリアはしゃがみ込み、メモ帳を取り出して、久しぶりに絵を描き始めた。任務のためではない。ただ、美しくて面白いと思ったからだ。
アルデリア、そしてドリーさんはその近くで夜を過ごすことにした。涼しい風が吹き抜け、柱の間から星が天へと昇っていく。ドリーさんが彼女の足元でくしゃみをする。その弾みでペンのキャップが外れ、草むらへと落ちた。
「私をここに連れてきたのは、わざとですよね?」
ドリーさんは何も答えずに身体をくるりと返し、後ろ足の蹄で彼女の靴を軽く蹴った。
「私が自分らしさを失くして、心配ばかりして、侵蝕と時間を争うことばっかり考えてる……そう思ったんですよね。」
「でも、怖いんです。少しでも遅れたら、本当に間に合わなくなるかもしれないって……」
ドリーさんを撫でながら、目を閉じる。ふわふわで温かい毛に包まれて、アルデリアは野外で初めて、深く甘い夢の世界に入り込んだ。
翌朝の日記には、こう書かれていた。
「東北東に、古い火山の遺跡を見つけました。柱状の火成岩が崩れることなく保存されています。」
「ドリーさんが道案内してくれました。とても晴れやかな気持ちです。地質への情熱を改めて思い出しました。」
「注:日程を適切に調整し、健康を保つこと」
第三資料
【ドリーさんのゲーム3】
遠くで煌めく海岸とビル群を眺めながら、アルデリアは遥か昔の名を思い出していた――「シエスタ」。情熱に満ちた記憶が残る、火山都市の名だ。
しかし、ここはラヴァンドマ――文明地帯の宝石と呼ばれる、タロⅡの金色に輝く都市。
優秀な成果を挙げた地質学者として、アルデリアは権威ある学術フォーラムへ招かれていた。テーマは「新しい地質生態におけるタロⅡの秩序」。最初はごく一般的な学術報告をするだけのはずだった――まさかその講演が、都市全体を揺らすほどの反響を呼ぶとは思ってもみなかった。
企業の代表は新しい工業地帯の計画を熱心に語り、「ぜひご意見を」と頭を下げた。学界の大御所は興奮気味に最新の研究成果を次々と見せ、共に科学の難関を突破しようと誘った。行政部門は分厚い資料を差し出し、次の大型プロジェクトへの参加を誠意を込めて打診した。
自然の観測と研究に心を注いできた1人の学者は、一夜にして注目の的となった。
握手を交わすだけで、「あなたは研究者の鑑です」と言葉を添えられる。エレベーターでは「実験室の入口に貼って皆を励ますんです」と、ノートにサインを求められる。十字路では走ってきた子どもたちに「おねえさん、わたしも科学者になりたい!」と声をかけられる。屋台のオーナーでさえ「地質学が好きな甥におすすめの本はあるか」と言いながら、ソーダを強引に押し付けてくる……
最初、アルデリアはその温かさを素直に受け止めていた。一人ひとりの真剣な顔に頷き、感謝を述べ、質問にも真面目に返答していた。だが次第に、心の奥に疲労が溜まっていく。誰も、どの出来事も憎くなどない――けれど、彼女は「有名人」になる覚悟など、できているわけがなかったのだ。
そしてある日、3時間にも及ぶ討論会が終わった直後のこと。身を翻してドアを開け、「若手女性科学者代表」と大きく印刷された自分の顔のポスターを背後に、人混みへと逃げ出した。
そのとき――ドリーさんの姿が、消えてしまった。
当然、何を探しているかも、どこに行ったかも、誰にもわからない。ショッピングモールではお洒落をした女性が「今ぶつかったのは何!?」と叫び、オフィスビル裏の花壇は「ピンク色の何か」に荒らされていた。駅では改札機を飛び越えた影が、マシュマロの袋を奪った瞬間を撮影した者もいた。
アルデリアは手がかりを追いかけ、街中を走り回った。スカートの裾は泥で汚れ、靴の踵はすり減り、こめかみにズキズキとした痛みが走る。
息を切らし、人通りの少ない小道を抜けると――目の前が一気に開けた。
都市の外縁に広がる、建物の影1つない荒野。一面に咲く花々が海風に揺れ、香りが草の匂いと混ざって運ばれてくる。ドリーさんは花の真ん中でのんびりと横たわり、動かない。
「……こんなところまで、何をしに来たんですか?」アルデリアは少しだけ呆れたような笑顔を浮かべ、問いかけた。ドリーさんは何も答えなかった。ただ、ごろんと身体をひっくり返すだけ。
アルデリアはドリーさんに近づいて、その隣に腰を下ろした。通信を切ると、「申し訳ない」と断れずに抱え込んでいた予定が、時の彼方へと流れてゆく。
――やはり、地質学者には荒野が一番似合う。
第四資料
【ドリーさんのゲーム4】
アルデリアが標本箱を抱えて<p="ディージャンごう" padding=0>帝江号</p>へ乗り込んだあの日、傍から何かが消えた気配に気づいた。
「……ドリーさんは、どこへ行ったんでしょうか?」
姿の見えない、ふわふわで温かい生き物は、いつの間にか――楽しげに船内を走り回っていた。

皆の視線が注がれる中、ザイヒは申し訳なさそうに「空気」に向かってお辞儀をした。「申し訳ございません。わざと踏んだわけではありません。見えざる高貴なお方……」
「何か突っ込んできたぞ!」「火鍋の素が半分になってるじゃねェか!舐めたのはどこのどいつだァ?」食堂からは飛び交う声が響く。
「あたしのアラーム、なんか『メェ~!メェ~!メェ~!』になってたんだけど!……あ、剣の稽古行かなきゃ!」
「コレ、量子幽霊ってヤツ?しかもピンクじゃん!ゼッタイ、アタシ向き!」イヴォンヌは勢いよく廊下を駆け抜けていった。
アルデリアが慌ててその場にやってくると、管理人が扉に背を向けてしゃがみ込み、そっと手を差し伸べている姿があった。宙に止まったその手は、まるで許しを待っているかのようだった。
ドリーさんはしばらく管理人をじっと見つめると、何も言わずに近づいた。そして、その手をふわふわの毛並みの中へと招き入れた。

「あの敬虔なシスターは、『知恵』以外のものにはあまり関心がないんだね。」
「陽気なシェフの心には、胸に秘めた想いがある。それが片付くまでは、見た目ほど気楽ではいられないのさ。」
「毎日、<p="だいきょう" padding=0>大侠</p>になる夢を見てる女の子……いつか夢から覚めるのか、それとも夢で世界を変えるのか。」
「わたしと同じピンク色の子は、とっくに自分の道を見つけていて、楽しそうだ。」
今は<p="ディージャンごう" padding=0>帝江号</p>の標準時間の夜。ブリッジにアルデリアとドリーさんは並んで座っていた。船外の星は灯火のように瞬き、<p="ディージャンごう" padding=0>帝江号</p>は静かに眠っている。
「で、あのマスクの人は……」
ドリーさんは耳をぴくりと動かし、曖昧に「メェ」とないた。しかし、その声はどこか満足げで――まるで「うん、管理人を信じていい」と言っているようだった。

イラスト

ゲームスタート
ゲームスタート
イラストレーター: 温泉瓜
果てなき夢
果てなき夢
イラストレーター: 宇木敦哉
願い
願い
イラストレーター: Eteru