| 武器タイプ | アーツユニット |
| レアリティ | ★★★★★★ |
「ホアン<p="てんし" padding=0>天師</p>、午前中派遣した救助隊が戻ってきましたが、リストにあった研究員は見つからなかったそうです。午後出発した救助隊からはまだ何も連絡がありません。」
「うむ。気を緩めないようにな。負傷者の対応は大丈夫か?」
「ご指示通り、軽傷者は臨時避難所へ移しました。重傷者はしっかりとした治療を受けられるよう、最寄りの街に搬送しました。」
<p="ろうてんし" padding=0>老天師</p>はため息をついた。救助隊が<p="ぶりょう" padding=0>武陵</p>に到着してから、すでに72時間が経過している。72時間。<p="ぶりょう" padding=0>武陵</p>研究基地の所在地はいまだ<p="しんしょくちょう" padding=0>侵蝕潮</p>に呑み込まれたままだ。<p="こうざんかがくいん" padding=0>宏山科学院</p>は総力を挙げて救助に当たっているが、中に閉じ込められた研究員たちは救出できていない。
命令を受けた後、防護服に身を包んだ若い<p="じゅんえいいん" padding=0>巡衛員</p>たちが、一礼をして外へ出ていった。彼らは臨時司令所の天幕を建ててから、一睡もしていない。
臨時司令所が再び静かになった。天幕の中には、老人と、巨大な裂け目の状態を必死に監視する学生たちだけが残った。
「ホアン<p="てんし" padding=0>天師</p>。」――本部の新しい指示を携えたトランスポーターが入ってきた。
「わざわざご苦労だった。書類は確かに受け取った。それと、エンドフィールドの協力により、明朝には外部との遠隔通信が完全に復旧する見込みだ。このことを本部が早く把握できるように、<p="ぶりょう" padding=0>武陵</p>の外にある臨時通信拠点に知らせてくれないか?」
「わかりました。皆さん、ご苦労様です。」
「本部からの指示って何ですか?」トランスポーターが去ると、<p="てんし" padding=0>天師</p>たちが<p="ろうてんし" padding=0>老天師</p>を囲むように集まってきた。しかし、書類に記された内容を読み終えた瞬間、まるで時間が止まったかのように感じられた。
「24時間後、<p="こうかいん" padding=0>宏科院</p>本部は裂け目の出現エリアにおける救助活動を継続すべきか否かについて……表決を行う予定です。本部は、現場で救助活動を指揮している責任者のご意見を、極めて重要視しております。」
「表決だと?なんでだ?裂け目の拡張は、今ちょうど弱まってるのによ!」
「その次は、私たちに全員を連れて本部へ撤退しろって言うんじゃないでしょうね?」
「まさか<p="ぶりょう" padding=0>武陵</p>を放棄するってのか?」
短い沈黙の後、<p="ろうてんし" padding=0>老天師</p>は救助隊にこの後の段取りを指示した。
「滅多なことを考えるんじゃない。明日、遠隔通信が復旧すれば、別の指示があるかもしれない。今夜は私が当直をする。全員、今のうちにしっかり休むように。」
「……わかったよ。じゃあ……オレは先に失礼する。」
「先生、どうかご無理なさらぬよう。」
天幕の中が再び静寂に包まれた。一人残された<p="ろうてんし" padding=0>老天師</p>は、投影された地形図の前に立っている。きらめき続ける赤い光がその目に映り、握りしめてしわのついた書類を照らしていた。
その中には、彼の娘も、そして教え子もいた。
<p="ろうてんし" padding=0>老天師</p>は歯を食いしばり、学生たちが司令本部に残した観測報告書を手に取り、灯りの下で読み進めた。その手は震えている。彼らはまだ経験が浅く、裂け目の拡張が弱まっていることを安堵の兆しと受け取り、その背後に潜む、大きな危機の前兆を理解していない。裂け目の周囲では、侵蝕物質が一時的に「堆積」し、安全になったかのように見えるだけだ。だがそれは、やがて手に負えない二次爆発を引き起こす。この現象を発見した当時、彼はまだ30歳にも満たず、将来に向かって数々の困難を乗り越えていく最中だった。
いまや<p="ろうてんし" padding=0>老天師</p>は、プラスチックの椅子に腰を下ろし、初めて自分が定年を迎える歳に差し掛かっているのだと実感する。
「もう何十時間も経った。残念だが、巨大な裂け目の周囲には生命反応が全くない。全員、異論がなければ一切の捜索活動を打ち切ることを決定する——」
<p="ろうてんし" padding=0>老天師</p>の目の前のにはマイクが置かれている。本部の表決はすでに終わった。今の彼がすべき仕事は、最終決定を告げることだけだ。
1人の若い<p="てんし" padding=0>天師</p>が立ち上がり、彼に向かって大声をあげた。続いて、もう1人の若い<p="てんし" padding=0>天師</p>も立ち上がり、救助活動の継続を訴えた。
<p="ろうてんし" padding=0>老天師</p>の記憶では、自分がさらに二言三言話し、この決定の必要性を繰り返した。
しかし最終的に、彼は目を閉じ、それ以上何も語らなかった。
ゴールドチケット ×2,200
硬質金型 ×5
軽闇石 ×3
中闇石 ×5
重硬質金型 ×20
重闇石 ×5
超距離分光管 ×16
燎石 ×8
基質